
[11月の定期演奏会の指揮者D.井上氏にインタビュー」
11月3日練習終了後センチュリー練習場指揮者室にて
インタビュアー:森亜紀子(ヴィオラ)佐野穣一(チェロ)奥田一夫(コントラバス)
日系三世の井上氏は日本語も少しお話しになりますが専ら英語
ドイツを中心にヨーロッパで活躍されていて今月も1日までドイツに長期滞在
と言うわけで各自が喋りやすい言葉で日本語・英語・ドイツ語
三カ国語が入り乱れる珍妙なインタビューとなりましたが
すべて日本語でまとめてみました。
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*今日は来日されたばかりの上練習後お疲れの所申し訳ありませんが、色々お話を伺いたいと思います。よろしくお願いします。
いつ、ドイツから日本にいらっしゃいましたか?
デリック・井上さん(以下D.I):2日前です。
*時差はだいじょうぶですか?
D.I:少し眠たいですが・・
*センチュリーにいらっしゃる前は、ニュルンベルクでお仕事されていたそうですが、どのぐらいの期間いらっしゃいましたか?
D.I:今回は2ヶ月間でした。(*長いですね !!) その前は4ヶ月滞在しました。
(現在ニュルンベルクの歌劇場の指揮者でいらっしゃるそうです。)
*現在のお住まいと、仕事されている国をお教えください。
D.I:住まいはニューヨークにありますが、カナダには両親が住んでいます。
アメリカ・カナダ・ドイツを中心にその他日本、今度フィンランドにも行きます。
*日本では、どこのオーケストラを指揮なさいましたか?
D.I:新日本フィルハーモニー交響楽団(3・4回)、広島交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、仙台フィルハーモニー、あと学生時代に札幌交響楽団を指揮しました。
*指揮者になろうと思ったきっかけは?
D.I:14歳の時に、秋山和慶さんがバンクーバーでバンクーバー・シンフォニーを指揮されたのを聴いて "ワンダフル!!"と思ったのがきっかけです。
*何か楽器はなさっておられましたか? ご両親が音楽関係とか?
D.I:14歳からバイオリンとピアノを始めました。両親は音楽関係の仕事ではありません。
*シンフォニー・オペラ両方の仕事をされていますが、どちらがお好きですか?
また、どのような傾向の音楽がお好きですか?
D.I:シンフォニーのほうが好きですね。またドイツ音楽が好きです。特にモーッァルト・ベートーベン・ブラームスがいいですね。
*今回の演奏会のプログラムには、ドイツ音楽がはいっていませんが・・
D.I:そうですね。最初に二胡の協奏曲が決まっていたので、プログラムの構成上シリアスなドイツものと組み合わせるよりもっとカラフルなものとのカップリングが良いかと思いまして。
*センチュリーの印象は?
D.I:良いオーケストラですね。オタワで振っているオーケストラとちょうど同じサイズです。
このサイズのオーケストラはプログラム等いろいろ制約があって、難しいですが、室内楽をするには、素晴らしいです。お互いによく聴きあい、各々がフレーズを歌いアンサンブルを作り上げていくことができますよね。
*指揮者で特に強い影響を受けられた方はおられますか?
D.I:'85年に亡くなられた、フランコ・フェラーラさんが自分に一番影響を与えた指揮者だと思います。
*井上さんは日系3世でいらっしゃいますが、このへんでプライベートな時間の事についてお伺いしたいと思います。井上さんのご先祖はいつ移住なさったのでしょうか
D.I:20世紀の初めに祖父がカナダに移住し農業に従事していました。
*普段は、何料理を食べていますか?日本食は好きですか?
D.I:特に決まっていません。時々日本食のレストランに行きますが、そうしょっちゅうと言うわけには・・高いですから(笑)
でも日本食は好きです。母が作ってくれた料理の半分ほどは日本食でしたから。
*ニューヨークでのオフの日の趣味は?
D.I:盆栽です。(びっくり!!なんと日本的)
*すごく手がかかるのでは?
D.I:ニューヨークを空ける時は、人に頼んで世話をしてもらうのですが、悲しいことに時々枯れている事が・・・
*世界各地でお仕事をなさっていて日本人の血を感じる時はありますか?
D.I:私はカナダ人ですが、時々日本人を感じますね。
*日本人の作曲家の作品を演奏する時など?
D.I:カナダ人よりは、少し判るでしょうが、全くの日本人のようには・・
逆に日本でアメリカの音楽を演奏するときは、日本人よりはよくわかるンじゃないかと思います。
*今日はお疲れの所質問に丁寧にお答えいただき有り難うございました。6日の演奏会を楽しみに練習頑張りたいと思っております。よろしくお願いします。
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