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インタビュアー(以下I):練習の合間の貴重な休憩時間にお時間とらせまして
申し訳ありませんが、少しお話し聴かせてください。管弦楽法の天才ともいわれた
リムスキー・コルサコフの代表作とも言える「シエラザード」は、多彩な響きを楽しめる
曲ですけれども、今回どう言うことに気を付けて練習していますか?
小泉(以下K):そうですね。リムスキーは音が非常に美しいし、よく知られている
クラシック入門でもあるし、何回聴いても私自身も愛すべき大変美しい曲で、
リムスキーの傑作だと思いますね。 その特徴は美しい旋律と、ダイナミックの多彩さかな?
曲の性格と特徴をよく出したい。
I:センチュリー交響楽団は編成が小さいので、この様なスケールの大きな曲を演奏するときは
色々注意なさることがあるかと思いますが如何ですか?
K:人数が少ないけれども、一人一人が楽器をよく響かせて音が非常に美しい旋律と、
ダイナミックさを持ち合わせたリムスキーの良さをプレーヤーも実感してくれて、
実力を100%発揮してもらいたいですね。
I:先程から練習で小泉さんは盛んに「もっとよく響かせて!」とおっしゃって
おられましたものね。
K:編成が小さいセンチュリーがこのような曲をやるのはハンディーだけど、でも、
それを自覚して、音を大切にしてほしいですね。そうできるオケだと思っているし、
期待していますよ。
それとP(ピアノ)とかF(フォルテ)とかの単なる強弱だけじゃなくて、そのピアノや
フォルテの質、色味、変化…、そういうことをもっと追求していくことが、このオケが、
もっと良くなっていく事になるんじゃいかなぁ。
この曲にはそういうことを考えさせられる、演奏上のテクニック要素がたくさんあるよね。
例えば、フラウタンド(漂うような音)のような抜けた音…すごく力強い音…
音量の変化だけではなく、音色の変化を創り出す、ということをもっと追求できると
良いですね。
I:小泉さんは練習中よく「フレーズをもっと大きく、」とか
「そのフレーズは・・まで途切れないように」・・・とフレージングのことや
その場面の音のイメージのことなどよくお話しなさいますがやはりそういうことを
大切に考えておられますか?
K:そうですね、僕は指揮者にとって一番大事な役割というのは「イメージ付け」と
演奏会で曲の構成を如何に形作れるかということだと思っています。
I:僕の個人的な感想ですけれど数年前にいずみホールで共演したベートーヴェンの
「運命」を演奏しているときにステージでその事を強く感じた記憶があります。
ところで今回のプログラムに琵琶協奏曲を取り上げられたのは一体どういう経緯で?
K:やはり変わった楽器との組み合わせを聞いていただきプログラムに変化を
つけるということでしょうか。
I:今日は休憩時間にお時間頂き有り難うございました。
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