小泉和裕さんに ミニインタビュー
2003年11月8日練習後センチュリーオーケストラハウス指揮者室にて。
@今日はお疲れの所お時間頂き申し訳ありません。
今回の定期演奏会のプログラムについてお話を伺いたいのですが。
そうですね、前回の4番に続いて今回の5番、次回が6番とセンチュリーでは今まで定期では取り上げていなかったチャイコフスキーの交響曲ばかりです。
特にチャイコフスキーは音符をただ演奏するだけではなくてその一つ一つに表情を付け、感情を表出しなければならないし、音の出し方や楽器の鳴らし方一つにしてもそう。

昨日・今日と今回は特にそういうことを重点的に練習しましたよね?

チャイコフスキーはどちらかといえば僕の得意なレパートリーなんだけれども、そのチャイコフスキーのシンフォニーの経験のないセンチュリーと今一度原点に戻ってそのスタイルというものを一から組み立てていこうと思っています。
@私自身の感想ですが小泉さんは「フレージング」、
特に「フレージングを長く取る」「フレーズの行く末をよく見据えて音に方向性を与える」っといった点にこだわって練習されてたように思うんですけれどもどうなんでしょう?
そうですね、それと共に楽器をしっかり鳴らし切る事も大事です。
オーケストラ全体の可能性を引き出してチャイコフスキーの音楽をスケール大きく演奏したいですね。
@それから弦楽器に柔らかな音色で楽器を鳴らして、各パートをそれぞれ一つの響きにまとめるようにパート毎に音色を確認したりされてましたね?
ええ、硬い表面的な音色で楽器を鳴らすのではなくて響きの豊かな音を重ねてパートを一つのものにする。
そういうイメージで音を作りそして「充分に歌う」ことが、アンサンブルでは非常に大事なことだと思っています。
@張りのあるソリスティックな声色で歌う独唱者ではなくて、パート毎に一つの響きに溶け合わせて響きをまとめなければならない合唱と同じですね。
そうです。
今までの所、僕が言ったことをその場で皆さんよく理解して上手く形作ってくれていますよ。
明後日の演奏会までさらに皆さんがチャイコフスキーをよく理解して
演奏できるよう練習していきましょう。

@明日もう一日練習がありますし定期演奏会には小泉さんのイメージのチャイコフスキーに少しでも近づけるように頑張りたいと思います。
今日はどうもありがとうございました。
80/11/2003 kaz.


       
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