父の抱いていた「家族でアンサンブルがしたい」という夢にまんまとはまる形でチェロを始めた。11歳の時、父がチェロを突然持って帰って来た。ピアノを止め新しい楽器をしたかった私はすごく嬉しかったけど、初めてチェロを見た時は、楽器の大きさにただただ驚いていたかな。周りにピアノやヴァイオリンを習っている人はいたけど、チェロは全然いなくて刺激を受ける事もなくの〜んびり続けていた。
小学校はブラスバンド部でトランペット、中学校・高校では水泳部で真っ黒に日焼けして泳ぎまくっていた。途中何度もスランプはあったが、始める時に「高校生までは続ける!」と約束してしまっていたので(?!)止める訳にはいかなかった。(笑)めちゃくちゃ好きになったのは、本気でチェロと向き合い始めた高3の時。いつも電車でレッスンに通っていたが、周りの人の目が気になってわざわざ人通りの少ない細い道を通ったりしてたなぁ。一番困ったのは途中でトイレに行きたくなった時。めちゃくちゃ我慢して先生の家に着くなり、借りちゃった事も結構あった。(はずかしぃ〜)大学生になって、朝チェロを持って通学する時は、5時起きしてラッシュを避けたり、小さい楽器の人には無縁の苦労はたくさんした。
今でも家族のアンサンブルは続いている。父・ヴァイオリン、母・ピアノ、姉・フルート。父は娘2人だったので、嫁に行ってもタマには楽器を持って帰って来い!!というつもりで私達にそれぞれ楽器を与えたようで、昔からたとえ誰かが『反抗期』でも、両親が『夫婦喧嘩』をしていても、「アンサンブルしている時は1つになる!」という雰囲気が子供ながらに、いいな〜!なんて思ったりした。結婚してからは夫のホルンも加わって5重奏!!現在は子供の保育所や近所の幼稚園などで活躍中かな?