大阪センチュリー交響楽団



大阪センチュリー交響楽団は、大阪府民に親しまれ、府民の誇りとなるオーケストラを
めざし、1989年(平成元年)12月、初代常任指揮者にウリエル・セガルを迎えて発足。
財団法人大阪府文化振興財団によって運営されている。

 オーケストラは2管10型の56名編成で、バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンなどの
バロックや古典を中心に、委嘱作品や現代曲まで幅広いレパートリーを持つ。 

平成9年4月にはウリエル・セガルに代わり、高関健が常任指揮者に就任。
新しい音の確立をめざし、新改訂版の楽譜による演奏、レコーディングを数多く
行っている。

定期演奏会や特別演奏会の自主演奏会だけでなく、大阪府下の巡回演奏会、音楽鑑
賞会にも積極的に取り組んでいる。

(くわしい履歴はこちら

        



[コンサート・クリティークより」

(94.4.25. 朝日新聞)
*あふれ出る表現意欲、驚異的オケの予感。結成五年目だというが、若鮎の踊るような生気あふれる演奏をする。二管編成だが、その弦の音の幕を突き破ってフルート・オーボエ・ホルンなどがきれいにきこえてくる。そこに、他の管も負けじと割り込んできて色とりどりのにぎやかさ。音のバランスはいつも満点とはいかないが、日本のオケとしては破格の表現意欲の旺盛さである。いつかは、日本で優秀なオケを聴くなら大阪に行けといわれるようにならないとは限らない。それに建物は造っても中身がないと批判される日本の行政の中で、ここは大阪府が経済的基盤を全面的に支えているというのも力強い話である。(吉田秀和)

ベートーベン交響曲7番   
高関健指揮



(2001.12音楽の友)
*オーケストラが完全に鳴り切った響きをもち、管弦は絶妙なパランスとテンポで、ハイドンの歌と精緻な書法をクリアに表出した。
リズムの躍動感と浮揚性が実に快く、強弱と形式感の明確な清朗な表現は、わが国におけるハイドン演奏のひとつの頂点を築いた。
(小石忠男)

ハイドン交響曲「オックスフォード」
ルドルフ・ヴェルテン指揮


(96.5東京公演)
*ウリエル・セガルの引き出す音は、何と澄んでいたことか。在京オケにも滅多に聴かれることのないピュアな響きには驚き。また楽員相互に音色を合わせようという姿勢が見られたのも、オケの統一性が図られている証拠か。(中村靖)


メンデルスゾーン・交響曲三番、ファリャ・恋は魔術師、池辺晋一郎・「木に同じく」チェロ協奏曲 ウリエル・セガル指揮


(01.5.音楽現代)
*小泉のバトンがオケから引き出す音色は優しい感情にあふれて、ベートーベンの彼方にブラームスが待望した超越の世界である。これだけの技量と表現力を持つオケの存在は驚異である。(鴫原眞一)


ブラームス・4番
小泉和裕指揮


(98.4 音楽の友)
*管弦ともにヴィブラートを取り去った清澄な響きと各部のバランスは、ピリオド楽器のそれを彷彿させる。しかも躍動感が強く、緊張した流麗な音楽を聴かせた。端的な表情と妥当なテンポ、そしてこまやかな表情が生き生きと流動する音楽である。それにしても、透明度の高い合奏美は、現在我が国のオーケストラで聞ける最高水準の演奏と評価したい。(小石忠男)

ハイドン・交響曲99番、チェンバロ協奏曲ニ長調、モーツァルト・ジュピター
トン・コープマン指揮



(98.4.3 週間オンステージ新聞)
*大阪センチュリー響は若々しい張りのある弦の響きに加えて、特に管楽器の充実ぶりに目を見張らせられるものがある。一言で言って、実に清新な演奏なのだ。九つのプロオーケストラがひしめく東京だが、同響東京公演は、様々な意味で大きな刺激となりつつあるようだ。(安藤博)


ペルト・カントゥス、マルタン・7つの管楽器と弦楽とティンパニーのための協奏曲、
アイヴス・交響曲二番                     

高関健指揮


(99.6音楽現代)
*オーディションで選ばれたセンチュリー合唱団の歌唱力は秀逸である。各声部とも粒ぞろいでバランスもよく、宗教曲にふさわしい敬虔なムードを力まずに創出していた。(鴫原眞一)
モ−ツァルト・ミサ曲ハ短調   
高関健 指揮


(コンサートの批評集はこちらにまだたくさんあります)

TOM.

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