トランペットは誰もがよく知っている楽器のひとつです。クラッシックやジャズに限らず運動会や野球の応援など、皆さんの身近なところでもご覧いただくことができると思います。
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まず、トランペットの歴史を簡単に説明します。トランペットの名前の由来は、「strmbos」という貝殻の一種を意味するギリシャ語からきていると言われており、それが「trompe」に変化したのだと思われます。
金管楽器は、筒状になった骨や貝を拾って鳴らしてみたのが始まりだと思われ、打楽器に次ぐ古い歴史を持った楽器だと考える事ができます。その後材質が青銅や銀、真鍮へと変化していきました。それによって、同じ長さの楽器を作ることが可能になりました。倍音によってのみ演奏されていたこの楽器を大きく変えたのが19世紀に入ってからのバルブの発明で、ひとつの倍音以外の音も出せるようになり、改善を加えられていくうちに現在の楽器へと進化していきました。
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次にトランペットの種類を簡単に紹介します。皆さんが一般的にトランペットと呼んでいるものは、さきほど紹介したバルブによって音を変えるものでその管の長さによってB管、C管、D管、Es管、E管などがあります。
(左)B管 (右)C管
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ピッコロトランペットは、トランペットの形状で管の長さが短いものを言い必然的に形状も小さく可愛らしいものになります。
バルブで音を変化させるという点では同じですが、管の形状が違うものとしてコルネットがあります。トランペットがベルの先だけが開いている直管と呼ばれる構造をしているのに対して、コルネットは管がベルに向かって徐々に太くなっていく円錐管という構造をしています。トランペットよりも柔らかい音色がコルネットの特徴です。コルネットよりも管の広がり方が大きなものがフリューゲルホルンで、更に深く柔らかい音を出すことができます。
(左)ピッコロトランペット (右)コルネット
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ピストンの部分がロータリーになったものをロータリートランペットと言います。ほとんどの国では、ピストンのトランペットを使う機会のほうが多いのですがドイツとオーストリア圏においては、ロータリーを使うことのほうが多いと言えます。ピストンを発明したのがフランス人であったことから、フランスにライバル心があったドイツ人は見向きもしなかったそうです。
ロータリートランペット
(左)B管 (右)C管
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ピストンの楽器が派手で金管楽器らしい音色であるのに対して、ロータリーの楽器は木管や弦などとも調和しやすい音色であることが特徴です。また管の巻き方が違うので見た目や構え方も違ってきます。ピストンの楽器を横に向けたような感じだと思っていただけたらいいと思います。今日では、どの国でも曲によってピストンとロータリーを使い分けるのが普通になっており、センチュリーでもベートーヴェンやブラームスなどのドイツ語圏の作曲家の作品を演奏する際にはロータリーを使用しています。
ピストントランペット
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ロータリートランペット
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ミュートとは、弱音器のことで音を小さくすること以外にも音色を変化させる目的に使用されます。ストレート、カップ、ワウワウ、プランジャーなどの種類があり、材質もそれぞれアルミ、真鍮、銅、木、プラスティックなどと変化させることによって多種多様な音色を作り出すことが出来ます。
ミュート各種
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これからセンチュリーの演奏会にお越し頂いた時に、「今日は、ドイツの音楽だからロータリーを使ってる」とか「ミュートをつけてるから少し変わった音がするな」とか思いながら観ていただければ、また違った楽しみ方も出来るのではないでしょうか。
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