I:ヤンさんは琵琶を何歳から始められたのですか? Y:6歳からです。 M:日本でも習い事は6歳の時の6月6日に始めるもの・・という事が昔から言われていますけれどもこれは実は中国から来た風習なんですよ。彼女は6歳の内にもう初舞台を踏んだということです。 I:ヤンさんは日本へ初めて来られたのはいつだったのでしょうか? Y:1988年に来たのが最初でそれから度々来ています。 I:今回演奏される三木先生の協奏曲はヤンさんのために書かれたと云うことですが、何時、どのようにして書かれたのですか? M:1998年に長野冬季オリンピックが開催されましたよね。あの前年にプレイヴェントとして音楽祭がありアジアの民族楽器を集めたオーケストラをバックに演奏される琵琶協奏曲を委嘱されたのです。民族楽器のオーケストラが伴奏では再演が難しいので普通の編成のオーケストラと独奏琵琶のために書き直してその後東京都交響楽団と彼女でオーケストラヴァージョンの初演を行いました。 I:なるほど・・・。ところでヤンさんが弾いておられる琵琶は大変美しいものですけれど新しい楽器なのですか? M:彼女は奏法をどんどん改良しているだけではなくて楽器も改良していってるのですよ。 Y:はい、私自身で楽器作りに色々注文を出して新しい楽器を作ってもらっています。ここの部分(フレット)は象牙でなくてはいけないとか云われていましたけれどもそれは音色には関係ないです。今までの楽器は音が細くてくぐもっていましたからもっと明るいはっきりした音が出るように改良しました。表板は軽い木ですけれど楽器本体はマホガニーでできていますから重いですよ、持ってみて下さい、ほら。 I:うわっ、本当だ 重い。 もう随分お時間を取らせてしまいました。明日の練習、明後日のコンサートとまた一緒に演奏できるのが楽しみになってきました。 今日はいろんなお話しを聞かせていただきどうも有り難うございました。 インタビュアー記:作曲家の三木先生に色々お話し補足していただき助かりました。 ヤンさんは現代琵琶のパイオニアとして活躍されている方らしく 凛とした美しい方でしたが、きさくに我々の質問に答えまた弾いて見せてくださいました。ありがとうございます。 なお下記アドレスに英語のみですが彼女の素敵なサイトがあり、彼女の演奏を聴きながら日本や海外での活躍の様子が見られます。演奏活動予定のところ我々との共演も書かれています。 http://www.yangjingmusic.com/ kaz. |
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